【医療保険】本当に必要な保険に加入していますか?営業手法も解説【医療保障】

生命保険
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医療保険・医療保障は必要?実際に入院している人の割合

それでは、実際に入院している人の割合はどれくらいでしょうか?

これは厚生労働省の患者調査(2017年)の数字です(厚生労働省のページへ

人口10万人当たりに何人が入院したか・・・1,036人となっています

なんと1%です

<図表>年齢階級別受療率の年次推移 (出典:平成29年 患者調査(厚生労働省))

これが多いと思うか少ないと思うか・・・人によって違いますよね

ちなみに病気別では「統合失調症など」「脳血管疾患」「悪性新生物(がん)」の順番で多いようです

やはり精神疾患が多いんですね・・・

あなたが100人に1人にあたれば、先ほど言った入院費用がかかる可能性が出てきます

これを深堀して不安を煽って

「何かが起きてからでは遅いので今のうちに準備しましょう」

とセールストークの最終章、クロージングに移ります

保険営業のセールストークの中身とは【医療保障・入院保障】

ここからは、保険を売る側からの視点で考えていきたいと思います

保険営業の基本はこうなっています(色々ありますが一部です)

  1. アプローチ
  2. ニーズ喚起
  3. プレゼン
  4. 契約

アプローチでよくあるセールストーク

アプローチは「こんにちわ。〇〇保険です。ちょっとお時間・・・」というような感じですね

窓口では「〇〇様、お待ちの時間の間に少しお時間いただけませんか?」

営業実績のある社員は、ここで一切へこたれません

最初から断られる覚悟で挑んで、断られても慣れてるんですよ

ここでいきなり「保険入りませんか?」なんていう社員はいませんよね(笑)

「高額療養費ってご存知ですか?」

「今ご加入の保険の見直しをおすすめしてます」

「実は当社の保障内容が新しくなって」

などなど、アプローチの仕方は多彩ですが、うまく懐に入ってくるのが営業マンなんですよね

後から書きますが、かんぽ生命は大規模不適正募集問題も中途半端に幕引きをし、2022年4月より新しい医療保障を展開しています

「特約が新しくなったのご存知ですか?」

これがかんぽのアプローチトークでしょう

ニーズ喚起でよくあるセールストーク

ニーズ喚起では、なぜ保険が必要かの話をします

先ほど出た、実際に入院した時の1日あたりの医療負担の話が多いとは思います

もし入院したら・・・という話をします

お客様の健康状態を探る

ニーズ喚起の前にお客様の健康状態を探ります

保険に入れる条件に「健康であること(病院に掛かっていない事)」が一番に来ます

ここで大事なのは「目の前にいるお客様が入院経験があるかどうか」ですね

「お客様は入院した事ありますか?」

とさりげなく聞いて、あるという答えなら、いつごろ、どんな病気で、何日くらい入院しましたか?とスムーズに探りを入れます

実際に入院した人って、ここで自分の事をべらべらしゃべるんですよね(^^;

ここで営業マンは「入院してからあまり時間が経ってないので、この人は加入できないな・・・」と判断します

実際にどれくらい入院費が掛かったかを探りつつ、もし自分のところの保険に加入して頂いた場合は既に保険金を請求したかどうかを聞き、深々と御礼を伝えます

「良かったというのは変ですが、我が社の保険がお役に立って良かったです」

家族状況に探りを入れる

「ところで他のご家族は保険にご加入いただいていますか?」

ここで相手が独身であるか、結婚しているか、子供はいるか、など家族状況を探ります

独身です、なんて答えられても「失礼しました」ってサラって流します

独身で最近まで入院していたら、だいたいそこで終了ですが、病気の名称などまで喋っていたらカモになる可能性もあります

病気によってはある一定の期間が空けば、また加入できる可能性があるからです

一度入院した方は、医療保障の良さがよく分かっています

あと少し保険が下りていたら、と思っていたら、小さくて安い保険の話聞いちゃいますよね?

更に新しい医療保障に変わっていたら、思わず飛びつくと思います

結婚していて子供がいれば、配偶者の加入状況と健康状態を聞きだします

ご主人さんや奥さんが入っていなかったら提案ですよね、当たり前です

子供はほとんど治療費が掛からないから医療保障は必要ない

子供さんの医療保障まで提案します、当たり前です

しかし・・・子供はほとんど医療費掛かりません

自治体にもよりけりですが、中学卒業まで医療費がかからないという所も結構ありますよ

自分の住んでいる自治体がどうか、これは頭に入れて判断する必要があります

子供に医療保障を勧める際に、よくケガの話をします

「子供ってちょっとした事で転んだりしますよね。うちの近所の子供は家で転んで骨折して入院しちゃったんですよ」

家で転んで骨折?こんな話、もしかして不安を煽るウソ話かもしれませんが、思わず自分の子供と重ねて考えてしまいます

が、先ほど言ったように、子供は医療費がほとんどかかりません

「子供さんは病院から請求される金額はほんと少ないんですよ。日本の社会保障制度ってすばらしいですね。でも、子供さんが入院してる時、お母さん(お父さん)が子供さんについてあげますよね

と、実際に子供さんが入院した時の事を想像させます

「その時にコンビニなんかで食べ物買うし、家にいる家族は夕食なんかスーパーやコンビニで済ませるかもしれません」

うちの旦那は料理しないし、子供も2人いるし、確かにこの出費はあり得る・・・

「子供さんがもし入院した時に1000円から2000円くらいの入院保障でそういう部分もカバーできるんですよ」

これが私もよく使っていたセールストークです

ちなみに、15歳未満の子供のどれくらいが入院しているか・・・0.17%ですね

<図表>年齢階級別受療率の年次推移 (出典:平成29年 患者調査(厚生労働省))

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