退職後、全ての保険を見直し、県民共済一本にしました
県民共済などの共済系の保険は、割戻金があるところが多いです。
基本的には「営利」目的ではない(利益を求めない)という形ですので、利益が出た分は契約者に戻すというスタイルです。
私が入ってから1年弱ですが、本日決算書と割戻金の通知書が届いたので参考にしてもらえればと思います。
正直言うと、こんなに戻るとは思いませんでしたね(笑)
都道府県民共済の割戻金とは?

都道府県民共済には割戻金があります。
これは、冒頭で書いた通り、その年に出た余剰金を契約者に返す、という制度です。
これに近いのは民間生命保険会社では「配当金」というものになりますが、はっきり言って、今出している生命保険会社はありません(2022年現在)。あってもほんとわずかです。
県民共済は利益を求めないというのが根本にあるので、その年に出た利益のような余剰金は契約者に返す、というかたちになります。
この割戻金は、入院給付金を貰っても減らされることはありません。
契約者に公平に同じ金額返されます。
その代わり、県によって戻される金額は違ってきます。
2021年度の割戻金の内訳
それでは実際に帰ってきた割戻金を発表します(笑)

- 割戻率 63.7%
- 返戻金額 5,807円
思わず二度見しました(笑)
掛けた金額の60%以上が返されるとなってます。
これは民間ではありえない数字ですね。
出資金が5%相当額取られるので500円は差し引かれていましたが、そもそも出資金は一時預かりのようなもので、脱退(解約)の時に返されるという形のようです。
そのそもの掛け金は2,000円なので・・・計算上の実質保険料は・・・
約838円!!(1ヶ月の保険料)
私の場合は加入時期が浅いので5ヶ月分で計算されていますが、1年加入している人には約14,000円も割戻金があったって事になります。
4割戻ればいいと思ってたので、ちょっとびっくりですね。
都道府県民共済の決算内容・超簡略版
一応決算書も読みました(笑)
- 2021年度の新規加入 96万件
- 2021年末累計加入者数 2180万件
- 2021年の受入掛金総額 6568億
- 2021年の支払共済金額 3456億
- 資産総合計 1兆262億(2022年3月31日現在)
すっごく簡単に言うと・・・
総資産は1兆円ちょっとで、100万件新規加入者がいて、6500億円掛金が入ったけど、3500億は入院とか手術とかで支払いました
という事です。
民間保険の契約件数は?
ちなみに、民間保険会社の保有契約件数は以下の通りです(2020年現在)
- 1位 日本生命 約2900万件
- 2位 アフラック 約2300万件
- 3位 第一生命 約2000万件
- 4位 かんぽ生命 約1500万件
- 5位 明治安田生命 約1000万件
はやり訪問営業しているところは強いですね。
ちなみに、大規模不適正募集をした最悪なかんぽ生命は2019年から2020年の1年で新規契約件数を80%以上減ってこれだけです。
怖いのが、令和4年は85万件の目標を立ててるところですね。
大規模不適正募集が発覚する前の年の契約数64万件を大きく上回る数字・・・原因のおおもとであるパワハラしていた管理者等、全く処分できなかったあの体制でまた募集をし始めるんです。
新特約含め、何一ついいところのないかんぽ生命は全て県民共済に切り替えた方がいいですよ。
専門家が出した保険最強ランキングでも、見事に入ってはいけない保険にノミネートされています。
実質1,000円を切る月額で10,000円の入院保障がもらえる県民共済の凄さ
なんども言いますが、ほんとにびっくりしました
か〇ぽ生命なんか、何年も配当金を出さない上に、年間何十万も掛け捨てる保険ばかりですからね
一日も早く乗り換えましょう
ただし、この割戻率は県によって違いますし、毎年変わります。
この点だけは注意した方がいいですが、ほとんど割戻金が出ているようですし、そもそも掛け捨てばかりの保険は何一つ良いところがないと思った方がいいですよ。
ほんとに、心から県民共済に切り替えて良かったと思った事です。
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m