【郵便局改悪】年末恒例の小銭貯金は500円玉以外は意味が無い?【硬貨取扱手数料】

金融機関
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小銭貯金・・・私自身も車に500円玉をよく貯めてました。

500円玉の小銭貯金って100均の貯金箱でいっぱいに貯めると相当額、何十万という金額になるんですよ。あぶく銭で趣味にも使えたし、すごく良かったんですね。

特にこの12月は1年で貯まった小銭を通帳に入れる小銭貯金をする人が一気に増えます

小銭貯金は損をします。

郵便局が小銭(硬貨)に対しても手数料を取り始めました。

1円から100円までの小銭を貯めて郵便局に持って行っても、枚数によっては数千円の手数料を取られてしまうようになりました。

うっかりATMで入れようとすると大きな手数料を知らない間に取られる場合もあります

小銭貯金の手数料と、どうすれば少しでもお得に使えるかを解説します。

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郵便局は小銭(硬貨)の手数料が掛かるようになった

郵便局は小銭(硬貨)の手数料が掛かるようになった

2022年1月17日より、郵便局は小銭(硬貨)の扱いに手数料を取るように改正、改悪されました。

硬貨の預け入れ、引き出し、、硬貨での振込に対してです。

他銀行も硬貨に対する手数料は聴取していたので、それに合わせて、という意見も多いようですが、郵便局は局数も他銀行と違いますし、郵便局しかないという過疎地も相当数ある事から、これは確実に改悪と言えます。

都合の良いところだけ銀行に合わせて行くという常套手段ですね。

硬貨の手数料は以下の通り

硬貨の手数料

郵便局では窓口では50枚までは無料で小銭(硬貨)を扱う

他銀行も同じようなところが多いようですが、郵便局の窓口では50枚までは無料で硬貨を取り扱います。

50枚までの小銭を細かく窓口に持って行くのが一番ですね。

注意点はATMは1枚から手数料を取られる、という所です。

間違っても土日や時間外に小銭を郵便局に持って行かない事です。

寄付金などは基本的には手数料がかからないという事になっています。

郵便局の窓口で実際に徴収される硬貨手数料の具体例

郵便局の窓口で実際に徴収される硬貨手数料の具体例

ゆうちょ銀行のホームページには硬貨取扱手数料のシミュレーションができるようになっています

硬貨取扱料金の料金シミュレーション

窓口に持って行っても余計に手数料がかかる例

  • 1円・5円は51枚以上(550円以上の手数料)
  • 10円は55枚まで(550円の手数料)

1円、5円、10円は間違っても51枚以上を郵便局の窓口には持って行ってはいけません。50枚までなら無料で取扱ですので、ここは重要ですね。

10円以下の小銭を51枚以上窓口へ持って行くと半分以上は手数料で取られてしまいます。

私のやってた500円玉貯金、100枚の場合は550円なので、まだマシですね。
それでも50枚を2回に分けた方がマシですが・・・郵便局が歩いて行けるなら、ですね。

ガソリン代を考えると・・・すでに小銭貯金はもったいないと感じてしまいます(笑)

払い戻し(両替)の小銭(硬貨)にも郵便局の窓口では手数料が掛かる!

払い戻し(両替)の小銭(硬貨)にも郵便局の窓口では手数料が掛かる!

小銭貯金、小銭での送金だけでなく、払い戻しで両替を頼んだ場合でも手数料が掛かります。

お祭りなんかでどうしても大量の小銭が必要な場合がありますよね。そういう場合に51枚以上になる両替をした場合に手数料が取られます。地域や学校のお祭りなんか郵便局からすれば何にも得しない(協賛代ぼったくられるだけ)ですから。

例えば、1万札を100円硬貨100枚に両替した場合、550円の手数料を取られます。預入と同様、10円以下の硬貨だと1,100円以上の手数料になったりします。

もちろんこれはATMだと更にひどいです。うっかり小銭指定して引き出すと、勝手に手数料が取られますからね。預入も一緒です。

ちなみに土日にATMを詰まらせたりすると、局員対応でなく警備会社対応になるので半日から1日潰されることになります。

郵便局の硬貨手数料徴収は本当に必要?仕方ない?公平?

他銀行に合わせて郵便局も硬貨に対して手数料を取るようになりました。

先ほども言ったように、これが仕方のない事かいうと私はそうは思いません。

そもそも、硬貨手数料を取るようになった理由は、硬貨計算機の修理代等が巨額に上るというものがあります。これは確かにそうなんですよね。郵便局に設置している硬貨計算機は古いものが多く、しかも高額なためなかなか新しいタイプに替えられません。

しかし、郵便局は暇を持て余している局がどれくらいあると思いますか?田舎のほとんどの2名局は1日数人から十数人だけ相手にしていればいいんです。あれだけヒマなのに3名体制とか平気で取ってます。

それを辞めて費用対効果を産めば硬貨計算機の修理代くらいは余裕で賄えるはずです。

その余裕時間、そして、そもそも郵便局の窓口は、小銭は時間が掛かるからと断る事ができません。お客様の要望で郵便局に預けて、後ほど来局後に預入手続きできるんです。
その際には預かり証というものを発行しますが、金額を数える前に預かり証だけ切ってもらえば小銭は窓口にお任せできます。

そういう制度があるにもかかわらず、仕事をしたくない、仕事をしない事に慣れ染まった管理者判断で「断ってはいけない」取り扱いを平気で断っているという現状があります。

そして、郵便局しかない過疎地も多く、そういう端々のお年寄りなどからも手数料を徴収するという事は、決して公平性があるとは思えません。

それくらい郵便局は「楽して給料をもらうために楽に手数料を取る」という体制を崩さないんです。

地方銀行が通帳発行手数料を取り始めたら、ここぞとばかりに郵便局も始めるでしょう。

郵便局の改悪・硬貨手数料で小銭貯金は損をする場合があるので50枚以下で窓口へ

郵便局の改悪・硬貨手数料で小銭貯金は損をするんで50枚以下で窓口へ

小銭貯金は手数料が掛かるようになるため、50枚以下に小分けしていくしかありません。

ガソリン代が掛かるような場所であれば、回数を分けた分、結局は経費が余計に掛かってしまいます。

100円や500円なら多少の手数料は仕方ないと割り切れるでしょうが、もし家や実家などに大量の小銭が出てきた場合、5円、1円の場合はほとんどが手数料で消えるでしょう。

額面の小さい硬貨は寄付した方がマシかもしれませんね。寄付金を集めている団体も天下り先ですが、郵便局の無駄な経営に使われるくらいなら、そちらが良いかもしれませんね。

最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m

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