【郵便局】投資信託は窓口で買うな。2つの手数料を理解しよう【地方銀行】

投資信託
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現在、銀行や郵便局の金利は落ちに落ちて0.00数%というレベルにまで落ちてます

金利が有利になるはずの定期・定額という商品も同レベル

数年前に預貯金したものも満期を迎えてる方もいると思いますが、金利も低いのでそのまま普通預金に置く、そういう人も多いと思います

窓口では、そういうお客様に営業を仕掛ける勉強をしています

満期を迎えた定額貯金、金利が低いから、というセリフを聞いた時に

お客様・・・金利が低いというならこういう商品はどうですか?

投資信託というものですが・・・

このセールストーク、本来は自分たちにとってもお得な話を聞けるかもしれません

しかし、残念ながら金融機関の窓口社員の資産運用のレベルは相当低い

普通の方が本などでしっかり勉強していたら、ほとんどの社員より知識は上です

要するに、何も知らないお客様をターゲットに、レベルの低い話で金融機関の都合のいいファンド(投資信託)を買わそうとしてるだけなんですよ

騙されてはいけません

しっかりと知識を持って、分かっても無い社員に勧められてもしっかり断れるようにしましょう

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地方銀行・郵便局の窓口では投資信託は買ってはいけない

地方銀行・郵便局の窓口では投資信託は買ってはいけない

これは、「絶対」を付けて言います

窓口やバイクで来る販売員から投資信託は買わない方が良いです

投資信託の詳細は別として、投資信託(ファンドとも言います)の仕組みとしてこういうモノがあります

  1. 購入(契約)する時に手数料を取られる
  2. 購入してから毎日、運用管理費を取られる

投資信託の中身はともかく、基本的にお客様側が取られる手数料です

投資信託を買ったら毎日かかる手数料・運用管理費(信託報酬)

投資信託を買ったら毎日かかる手数料・運用管理費(信託報酬)

ひとまず、この2つの手数料ですが、2の運用管理費は信託報酬といいます

投資信託を買ったら、それを運用会社などが運用します

その運用してもらう費用をこちらが払う、という仕組みです

これは、その商品によって決まっているものですので、その商品のパンフレット(目論見書)などを確認すれば分かります

そして、金融機関で買ってもネット証券で買っても同じです

それが信託報酬です

そりゃそうですよね

どこで買ってもらっても同じ商品で同じ会社が運用するんで差別があったら大変です

運用管理費は同じ投資信託(ファンド)ならどこも同じです

ただし、地方銀行や郵便局は、扱っている投資信託が少なく、運用管理費の高いものがほとんど

同じような投資先なのに1%も違う運用管理費、なんてのも平気で売ってます

ネット証券で運用管理費も考えて選んだ方が絶対にお得です

投資信託を買った時にかかる購入時手数料

タチが悪いのは買う時に取られる手数料(購入時手数料)です

※購入時手数料は買付手数料など別の言い方してる場合もあります

購入時手数料は、上限を決めているだけです

商品(ファンド)によっては、最大3%など決められています

これがクセモノなんですよ

基本的にはこうなっていることが多い

  • 金融機関で買うと手数料を数%取られる
  • ネット証券で買うと手数料は無料がほとんど

同じ商品を買ったのに、いきなり手数料を取る事が多いのが銀行や郵便局です

手数料が無料に設定しているのをノーロードと言います

ネット証券ではほとんどがノーロードになっています

銀行や郵便局は、ノーロード商品と手数料を取る商品と別れている事が多いですね

地方銀行や郵便局が購入時手数料を取る裏事情

地方銀行や郵便局が購入時手数料を取る裏事情

ネット証券はノーロード中心なのに、なぜ銀行や郵便局は購入時に手数料を取るのか

それは簡単な事です

お客様の事を優先せずに、会社の運営の方を優先しているからです

あなたが金融機関側の立場で考えたら理解は簡単だと思います

銀行や郵便局で投資信託を買う、という事は、投資信託を売っている社員が目の前にいますよね

社員を相手にいろいろやってるという事は、その社員の人件費から、システムの電気代、などなど、費用が多くかかります

ネット証券の場合はまったくかからない部分ですね

買うのは完全自己責任ですから

銀行や郵便局で社員を通して買う、という事は、その分の人件費等をどこからか捻出しないといけません

あと、販売した社員に対して、販売手当も出しています

銀行や郵便局は「目指標」というものを持っています

今年度、投資信託を1億売ってください、ってヤツです

社員はその目指標をクリアするために投資信託をお客様にセールスします

でも、ただじゃセールスなんかしないですよ

売ったら売った分、販売手当上げるから売ってね、これが会社から社員に支払われる手当

この販売手当もどこかから捻出しないといけません

それを、会社だけでなく、お客様にも負担させるんです

これが銀行や郵便局が購入時手数料をお客様に払わせるメカニズムです

まぁ、会社側の立場なら当たり前ですよね

社員自身の目標をクリアし、なおかつ販売手当ももらって月収を増やす

こういう体制で待ってるのが銀行・郵便局です

実際に話聞いたら分かりますよ

窓口社員のレベルが低すぎるんで、購入時手数料や運用管理費(信託報酬)の話はそっちのけになりますからw

もちろん、その手数料の話は絶対にしないといけないので、最後の最後にサラっと目論見書(パンフレット)のページを見せて直ぐに終わらせようとするでしょう

「購入時手数料ってネットで買うのとどう違いますか?」

最後にこう言い放ってみてはいかがでしょうか?

銀行や郵便局で投信を買うと購入時手数料で1年間の利益を棒に振る

地方銀行や郵便局では購入時手数料を取られるとこんだけ損する!

例えば、購入時手数料は2%くらい取られることが多いです

100万の投資信託を購入

購入時手数料2% = 20,000円

通帳からは100万円が引き落とし

実質、手数料を引かれた98万円の価格からスタート

タチが悪いですよね

通帳見ても買った金額の100万円しか落ちてないですから、分かりにくいんですよ

銀行や郵便局で購入時手数料の掛かる投資信託を買ったらこういう形になります

この手数料をちゃんと説明してなかったら、完全に詐欺です

これ、説明してない窓口社員も多いですよ

最近買って説明受けてなかったら即本社に連絡です

窓口で勧められる投資信託は、バランスファンドというものが多いと思います

平均的に年間2~3%程度の運用が期待できる投資信託です

※もちろん、絶対はないので、マイナスになる時もありますよ

でも、本当に1年で2%の利益がでる運用が出来たとします

最初に購入時手数料を2%取られてるなら、やっと1年でプラスマイナス0になっただけなんです

2%最初から無くなるのは、1年間の運用分を損してるって事になります

1年間棒に振るんですよ?

今日買ったのに、スタートが1年後になるんです

同じファンドを買ってもネット証券で買えば手数料無料なら最初から利益がでたのに・・・

窓口で説明受けたとしても、ネットで買ったら手数料安いのでは?と質問を返してみましょう

購入時手数料無料のファンド(投資信託)があっても売りたがらない金融機関の闇

購入時手数料無料のファンド(投資信託)があっても売りたがらない金融機関の闇

実は、金融機関には昔から購入手数料無料のファンドがあるんです

ノーロードって言われるファンドですが、それを売りたがらない、というか、私自身も売りませんでした

なぜか・・・

  • 販売手当が入らない
  • 売っても目標の数値には反映しない

会社がそういう風にノーロード商品を扱っているんです

上記で100万のファンドが売れたら、という話をしました

私の勤めていた金融機関では100万円の投資信託を売ったら1万以上の販売手当が売った社員に入ってたんですよ

お客様の事を第一に考えてたら、同じくらいのパフォーマンスが出てた購入時手数料無料のノーロード商品を売るべきですが、手当=社員の収入になる訳なんです

しかし、実際は購入時手数料無料のノーロード商品を売っても手当がもらえないし目標もクリアできない、って事実があるんですよ

要は、ノーロード商品は買ってもらったところで金融機関に儲け分は落ちないし、自分のところで預貯金してもらってた分をファンド会社にみすみす渡すだけになってしまうんです

お客様にとっては良いハズの購入時手数料無料のものが、金融機関にとっては何にも生み出さない悪の商品なんです

悪い社員に当たると使ってない預貯金から1000万単位の投資信託を勧められ、少しでも上がったら「どうです?貯金よりいいでしょ?こっちのファンドはもっと期待できますよ」

年に何回も解約、購入を繰り返す、年に何回もお客様から販売手当を搾取している

そういう社員もいるんですよ、ほんと怖い

お客様からしたら、買った投資信託自体は上がったので問題ないし、また上がる商品を勧めてくれて、それがまた上がったら

なんてすばらしい商品を教えてくれたんだろう!

ってなる訳です

金融機関の社員は年に2~3回転がせば40~50万の販売手当を手にできます

そういうお客さんを5人程度捕まえて置けば年収200万以上アップなんですよね

知らない、という事は自己防衛もできない

知らないお客さん、特に定年退職した人なんか狙われますよ

田舎のあなたのお父様、お母様、祖父母は大丈夫ですか?

田舎のあなたのお父様、お母様、祖父母は大丈夫ですか?

あの社員は良い商品を教えてくれてお金を増やしてくれたのよ

なんて話が出たら、怖い怖い・・・

単に社員の金ズルになってるだけです

ただ、良い社員と思っているのは、それだけお世話をしているからです

不適正募集で騒がれたかんぽの問題も、ほとんどの社員がお客様から慕われてるんです

それくらいお世話をしていた事は事実

ただし、その裏には販売手当が目的ってのが潜んでたって訳です

これからは郵便局が危ない!郵便局で投資信託の相談すら無駄!

特に郵便局が危ない!郵便局で投資信託の相談すら無駄!

郵便局はこれから様変わりします(2022年現在)

上記で投資信託を転がしていた外回りの社員(渉外社員・コンサルティングと呼ばれてる社員)は全て「かんぽ生命」に出向します

要するに、金融商品が一切触れなくなるんですよ

なので、お世話してくれてた赤バイクの社員さんは誰も来てくれなくなります

自分の買ってる商品がどうなっているか、ちくいち教えてくれていた社員がいなくなるんですよ

なので、窓口に聞きに行くしかありません

が、これが問題なんですよね

窓口社員はあまりにも知識不足なんですよ

恐らく、いきなり行ってちゃんと説明できる社員は10人に1人いるかいないかです

これはホントなんです

身近にある社員が2~3名の郵便局は、投資信託すら扱ってないので、全く説明もできません

銀行の窓口も似たようなものだと聞いた事があります

だいたい、その説明できる社員は他の仕事もできるので、絶対に掴まる訳ではありません

投資信託が分かってない社員は責任感もない、仕事も出来ない、難しい事から逃げ回て来た社員

そういう何にも知らない社員がしどろもどろで説明してくれるだけなんですよ

商品の説明ではなくて、今買っているのをどうしたらいいか、それが聞きたくても教えてくれません

投資信託自体がよく分かってない社員が、今の相場とこれからの相場の展望なんか分かる訳がない

買うか、解約するか、そういう相談をしたとしても

購入や解約は自己責任でご自分で判断してもらわないといけません

こちらからこうしなさいとは言えません

これが逃げ文句

これから先、郵便局では投資信託は怖いですね

知らない社員がリスク商品を売る・・・お客様からしたら一番怖いですね

あなた自身は大丈夫だと思いますが、田舎に暮らしているお父様、お母様、祖父母様には一言

銀行や郵便局で投資信託勧められたら私に相談してね

と言ってあげてくださいね

最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m

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