岸田政権が突然思いついたように「貯蓄から投資へ」と声高に叫んでいます。
今やっと日本にも投資の流れが、ほんの少し流れ始めていますが、岸田政権・・・どうなんでしょうかね?
岸田政権になってから日本株式から外国人投資家が逃げ始める動きもあり、あまり投資からは歓迎されていませんが「貯蓄から投資へ」という流れには乗るべきです。
日本は物価だけ上昇し、給与は上がらないという悪魔のようなインフレに襲われています。預貯金や現金で守っていたお金は日に日に価値を失っています。
10年前からもインフレは進んでいますが、預貯金・現金でそのまま10年経っている方がとにかく多すぎます。知らない間に価値が下がっている事に気付かずに「物が高くなった」と文句だけ言ってませんか?
10年前に投資信託を買っていた人は2倍以上に増えて、10年前から2倍になったモノも余裕で買えています。
これからもインフレは進む、物価はどんどん上がると心配な方は、今日からでも投資に回すお金を本気で考えましょう。
ここからは、今の暮らしや家計から余裕資金を生み出す、気付く方法を解説します。
投資初心者は余裕資金で少額から始める投資を考えましょう
投資初心者はとにかく少額から始めた方がいいでしょう。
最初に始める投資は「投資信託」が良いと思います。投資信託を積み立てて行く方法が最も投資初心者向きです。
投資でお金を増やす基本は「少額」「継続」「長期運用」この3つです。
投資信託を毎月積み立てて行く積立投資信託(積立投信)は正にこの基本が実践できます。
更に「つみたてNISA」口座を開設しそれで積立投信をしていけば、儲けた分(利益)から税金を取られずに済みます。
つみたてNISA制度が始まって3年程度ですが、全ての投資信託がプラスになっている事、私の経験上、10年以上積立てている投資信託は全て大きくプラスになっている事、とにかく積立投信はすぐにやるべき投資なんですよ。
毎月1,000円からできる証券会社も多く、誰でもスタートがしやすいです。
ひとまず、ここで今日から、今すぐに投資の余裕資金を確認する方法を実践しましょう。
これは実際にお客様におすすめしていた方法で、これを実践した人は全員、積立投信を続ける事が出来ていました。
今の家計から余裕資金を考える・来月から投資に回せるお金を作る方法
これから投資に回す余裕資金を生み出す、というより確認する方法を解説します。
- 封筒
必要なものはこれだけです。封筒でなくてもいいんですが、これにお金を入れるので、お金が入る何かがあればOKです(ビニール袋で冷蔵庫に入れてたお客様もいます(笑))
この封筒に5,000円を入れて下さい。お札でも小銭でもいいので、5,000円を入れて封印しましょう。封印する意味は、封筒のお金は使わないという意識づけの為です。
この5,000円は来月に投資に回す余裕資金です。実際にこれから、この封筒に手を付けずに来月まで生活できるかを確認します。
これが1万円でも全然いいんですけど、1万円って結構大きいと思いませんか?
何かあったらすぐに頭に思い浮かんでしまうんですよね。
そういう意識のお金は余裕資金にならないと考えています。
5,000円を何気に忘れるくらいなら、これは完全に余裕資金です。
お財布に入れて居たらちょっと夕食贅沢しようとかで簡単に使ってしまっていたはずですが、実際に封筒に封印しておくと余裕資金だと気付くお金でしょう。
さて、ひとます5,000円を入れた封筒を封印して、冷蔵庫でも冷凍庫でもかまいませんのでしまっておきましょう。本当に忘れたらダメですよ(笑)
余裕資金で来月から積立投資信託を始めるために、早速準備をしましょう。
1ヶ月の余裕があれば投資初心者も投資の準備ができる
まずは証券会社の口座開設からです。
必要なものは
- 顔写真付き証明書(免許証・マイナンバーカード)
- マイナンバーの分かるもの(マイナンバーカードか通知カード、なければ住民票の写し)
とりあえず、これだけあればOKです。
証券口座は以下の3つがおすすめです。
特に楽天とSBIはクレジットカードで積立が出来るのでかなりお得です。
リンク先をクリックして口座開設してみましょう。
ここで大事なのは「つみたてNISA」の申し込みをする事です。
投資初心者はつみたてNISAの開設も同時に行いましょう。
つみたてNISA口座は税務署を通した審査が必要なので、開設までに1~2週間くらい掛かります。
クレジットカードでの積立は楽天証券なら楽天カード、SBI証券なら三井住友カードになります。まだ時間的に余裕があるので以下のページで確認してみましょう。
ちなみに私は、どちらも利用しています。投資信託にかかる手数料以上にポイントがもらえるのでどう考えても利用しない手はないと思っています。
楽天カードなんか持ってる人は多いと思いますので、楽天カードを持っていたら楽天証券が一番早いでしょう。
ついでに、楽天証券なら楽天銀行を、SBI証券なら住信SBIネット銀行の口座開設も検討してはいかがでしょうか?
金利も送金手数料もATM引き出し手数料も本当にお得です。
今月の余裕資金で来月の積立投信・つみたてNISAを始めましょう
投資信託の口座(証券口座)は開設するだけだと手数料などは一切かかりませんので、1ヶ月の間にちょっと頑張って申込みをしてみましょう。
証券口座、ネットバンク、クレジットカード、つみたてNISA口座・・・めんどくさがっていてはお金はあなたの味方にはなりませんよ。お金はお金のために頑張る人にしか微笑んでくれません。
5,000円封印した封筒・・・もう使いました?
もし生活がきつくて使ってしまっていたら、ちょっと減らして来月まで頑張ってみましょう。
積立投信は1000円からできるので、今月きつかったのであれば3,000円にしてみるなど、とにかく余裕資金を作り出す事を優先してみてください。
5,000円の封筒が見事に開封されていなければ、自分を褒めてやってください(笑)
さて、その5,000円は余裕資金です。毎月5,000円の積立投信を始めるチャンスですね。
実際に積立投信をするやり方等は別のページで解説したいと思います。
余裕資金は余裕がないとできないと思いがちですが、こういう方法で余裕資金かどうかを確認する事で余裕資金だと気付きを与える事ができる方が多いですね。
この余裕資金の5,000円で積立投信を始めて、ひとまず2年頑張ってみてください。
なんでこれをもっと早くやっておかなかったんだろう・・・という後悔と気付きが生まれると思います。
ひとまず今回は、今の生活から余裕資金を生み出す方法でした。
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m